11月17日土曜日に、第10回国際理解講座が開催されました。

 

今回は、青年海外協力隊としてエジプトのストリートチルドレン授産施設で活動をしておられた中川 綾季さんを講師としてお迎えし、お話を聞きました。

 

中川さんは、海外旅行中、ストリートチルドレンが物を売りに来たけれども、帯同していたガイドさんに「絶対に買ってはいけない。他の子たちもみんなあなたに売りに来てしまうから」と止められ、何もできなかった葛藤からストリートチルドレンに携わって支援をしたいという思いを持ったのがきっかけで、JICAの試験に挑戦したそうです。

 

エジプトの授産施設では、子どもたちと一緒に日本の文化である折り紙をしたり、運動をしたりといった活動をする中で、こちらが支援をするというより、逆に彼らの方に「生きる力」を見せたもらったというお話をされました。

 

JICA隊員としてのお話だけでなく、世界1周旅行をしたり、ワーキングホリデー制度を活用したりと、様々な国に行った経験をお話しいただきました。

 

なんと中川さんが今まで行ったことのある国は89か国！

 

100か国突破が目標、と笑顔でお話しくださいました。

 

中川さん、貴重なお話をありがとうございました。