国際高は、様々な国からの留学生と過ごすことで国際的な交流を身近に感じることができる学校です。姉妹校や協力校が世界各国に10校もあり、交流も活発で、留学や研修旅行など数多くの生徒が国境を超えて視野の広がる経験をしています。
2021年度から大学入試センター試験に代わる大学入試共通テストが始まり、英検やIELTSなどのスコアを活用するスタイルへと劇的に変化します。国際高は各英語検定試験に挑戦する生徒をしっかりバックアップします。
準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
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3年生 | 55人(100%) | 49人(89.1%) | 8人(14.5%) | 1人(1.8%) |
2年生 | 51人(98.1%) | 34人(65.4%) | 4人(7.7%) | 1人(1.9%) |
1年生 | 52人(96.3%) | 17人(31.5%) | 3人(5.6%) |
準2級 | 2級 | 準1級 | |
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3年生 | 51人(87.9%) | 18人(31%) | 2人(3.4%) |
2年生 | 24人(77.4%) | 6人(19.4%) | |
1年生 | 28人(43.8%) | 1人(1.6%) |
3級 | 準2級 | 2級 | |
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3年生 | 79人(59.0%) | 25人(18.7%) | 4人(3.0%) |
2年生 | 56人(41.2%) | 16人(11.8%) | 3人(2.2%) |
1年生 | 48人(30.2%) | 5人(3.1%) |
先進的な国際交流活動と国際理解教育の取り組みが評価され、平成16~21年までの6年の間、文部科学省よりSEL-Hi(Super English Language High School、先進的英語教育法の研究開発指定校)の指定を受けて以来、英語授業と学校行事と国際化をからめた独自のプログラムの研究開発を行なってきました。2012年には富山県初のユネスコスクールに認定され、ESD(Education for Sustainable Development、持続可能な発展のための教育)の理念に基づいた授業や課外活動を展開し、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の実現に貢献するグローバル人材の育成に努めています。
木本 光璃 本校 >> ニュージーランド
私はニュージーランドのクライストチャーチという都市のAvonside Girls’ High Schoolという学校に留学していました。通っていたのは、地震の後に新しく建てられたばかりの校舎で、とても広く綺麗でした。女子校ですが、同じ敷地内に男子校もあり、授業スペースは分かれているものの、libraryやcafeteria などは共有スペースになっていました。
その学校では、2時間目と3時間目の間にmorning tea timeという20分休憩、そして4時間目と5時間目の間にはお昼休憩がありました。それ以外の授業の間には休み時間はなく、1クラスあたり1時間の授業が1日に5クラスあります。自分の希望する教科を6つ選択することができますが、私は、ESOL(留学生対象英語授業)、数学、生物、日本語、音楽、ドラマの6教科をとっていました。中でも生物は、内容はもちろんのこと、出てくる単語や試験がとても難しく、少し苦手意識を持っていました。特に私はyear12の授業を受けていたので、より内容が難しく、授業についていくことがとても大変でした。
日本語は、私たち日本人にとっては比較的簡単な授業ですが、みんなの前で日本についてのプレゼンテーションをしたり、クラスメイトに日本語を教えたりすることによって、私自身の英語の勉強にもなりました。これらの他にも、ニュージーランドの公用語の一つであるマオリ語を学べる授業や、パシフィカというオセアニアの国々について学ぶ授業など、日本の高校にはない独特な授業がたくさんありました。
充実した留学生活は、あっという間に過ぎていきました。コロナ禍によって早期帰国となってしまう可能性がある中、できるだけ悔いが残らないようにと心掛けました。しっかりと授業や試験に取り組み、そして友達やホストファミリーとたくさん会話して交流を深めるよう積極的に行動したおかげで、嬉しいことも辛いことも、思う存分に楽しむことができたと感じています。
エディス マリー イブラヒム-ウイ フィリピン >> 本校
2020年12月3日、交換留学生として富山国際大学付属高校に登校したときの興奮と高鳴る胸の鼓動を今でも鮮明に覚えています。最初は日本語があまりできなかったので、 クラスメートとコミュニケーションを取れるか心配でした。しかし、クラスの生徒の多くが英語を話せたので少し安心できたのと、みんなとてもフレンドリーに話しかけてくれたおかげで初日から友達ができました。国際高校での生活を続け、知識を深めていくうちに、この学校で勉強していること、制服を着ることを誇りに思うようになりました。
私の入った2年2組は、いろいろな分野で活躍している人がいる素晴らしいクラスでした。ディベートの授業では特定のトピックに関する彼らのさまざまな視点を知ったり、全員で協力してアイデアを出し合うことができました。部活動はバレーボール部、弓道部、女子サッカー部などいろいろな部活動に参加しました。特に弓道はフィリピンにいたときからアニメで見て憧れていたので絶対挑戦したいことの一つでした。実際にやってみるととても難しく、一つひとつの優雅な動きの背後にある美徳に感動を覚えました。
時が経つのは早く、国際高校最後の日がやってきました。コロナウイルスのため来日が遅れ、短い留学になってしまいましたが、国際高校のみんなとのたくさんの思い出がまるで映画のように頭の中で流れました。日本の高校生活を実体験させてくれた富山国際大学付属高校。皆さんが私に与えてくれたこの機会は私の将来にきっと役立つでしょう。 学びと楽しさに溢れたJourneyありがとうございました!