国際教育と留学

国際教育と留学

International education & Study abroad

グローバルに
活躍できる人材育成

国際高は、様々な国からの留学生と過ごすことで国際的な交流を身近に感じることができる学校です。姉妹校や協力校が世界各国に10校もあり、交流も活発で、留学や研修旅行など数多くの生徒が国境を超えて視野の広がる経験をしています。

多文化共生
15カ国の留学生

15カ国の生徒が机を並べて学んでいます。 国際高はその名の通り、様々な国からの留学生とともに過ごすことで国際的な交流を身近に感じることができる学校です。

2024-2025年実績
姉妹校交流
110名の生徒が交流

国際高の姉妹校や提携校は世界各地に全11校もあります。交流も活発で、数多くの生徒が国境を越えて視野が広がる経験をしています。

姉妹校訪問者数 62名 Chesterton High School(チェスタートン高校 アメリカ)16名、Pakuranga Collage(パクランガカレッジ)14名、Daejeon Foreign Language High School(大田外国語高校)32名
姉妹校来校者数 48名 Daejeon Foreign Language High School(大田外国語高校)34名、Pakuranga Collage(パクランガカレッジ)14名
2024-2025年実績
海外提携大学研修
提携海外大学との研修72名

提携する海外大学への研修には83名が参加。
より実践的に英語を学べる環境をサポートしています。

Portland State University(ポートランド州立大学)51名、Solbridge International School of Business(ソルブリッジ大学 /韓国)32名
2024-2025年実績
留学の推奨・海外研修・海外生徒の受入
海外研修旅行16名

国際高は留学生の派遣や受け入れも積極的です。海外への研修旅行にもたくさんの生徒が参加し、かけがえのない経験を積んでいます。

留学の推奨 16名 カナダ 8名、ドイツ 1名、アメリカ 3名、スペイン 1名、オーストラリア 2名、ポーランド 1名
海外研修 136名 シンガポール 103名、セブ(フィリピン) 33名
長期留学生の受入 5名 アメリカ 1名、カナダ 1名、オーストラリア 1名、フランス 1名、インドネシア 1名
2024-2025年実績

英語検定・IELTSの実績 Eiken & IELTS

2021年度から大学入試センター試験に代わる大学入試共通テストが始まり、英検やIELTSなどのスコアを活用するスタイルへと劇的に変化します。国際高は各英語検定試験に挑戦する生徒をしっかりバックアップします。

英検合格者数(国際英語コース 令和6年度実績)

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3級 準2級 2級 準1級 1級
3年生 65人(100%) 64人(98.5%) 57人(87.7%) 9人(13.8%) 1人(1.5%)
2年生 50人(100%) 50人(100%) 39人(78%) 2人(4%)
1年生 64人(100%) 60人(93.8%) 29人(45.3%) 5人(7.8%) 1人(1.6%)
英検合格者数(特進コース 令和6年度実績)

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3級  準2級 2級 準1級 1級
3年生 51人(100%) 45人(88.2%) 16人(31.4%)
2年生 81人(100%) 71人(87.7%) 18人(22.2%) 1人(1.2%)
1年生 59人(76.6%) 40人(51.9%) 10人(13%) 1人(1.3%)
英検合格者数(フロンティアコース 人文科学類型 令和6年度実績)

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3級 準2級 2級 準1級 1級
3年生 64人(47.1%) 25人(18.4%) 6人(4.4%) 4人(2.9%)
2年生 71人(50.7%) 20人(14.3%) 2人(1.4%)
1年生 34人(21.7%) 9人(5.7%) 3人(1.9%) 1人(0.6%)
英検合格者数(フロンティアコース グローバル類型 令和6年度実績)

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3級 準2級 2級 準1級 1級
3年生 19人(55.9%) 14人(41.2%) 6人(17.6%) 4人(11.8%)
2年生 20人(69%) 9人(31%) 1人(3.4%)
英検合格者数(フロンティアコース 自然科学類型 令和6年度実績)

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3級 準2級 2級 準1級 1級
3年生 22人(51.2%) 6人(14%)
2年生 21人(44.7%) 7人(14.9%) 1人(2.1%)
CEFRの実績(B2以上達成者・令和6年度実績)

CEFR C12名/
英検1級1名、IELTS 7.01名
CEFR B237名/
英検準1級14名、IELTS 6.55名
IELTS 6.05名、IELTS 5.513名

国際交流プログラム International Exchange

先進的な国際交流活動と国際理解教育の取り組みが評価され、平成16~21年までの6年の間、文部科学省よりSEL-Hi(Super English Language High School、先進的英語教育法の研究開発指定校)の指定を受けて以来、英語授業と学校行事と国際化をからめた独自のプログラムの研究開発を行なってきました。2012年には富山県初のユネスコスクールに認定され、ESD(Education for Sustainable Development、持続可能な発展のための教育)の理念に基づいた授業や課外活動を展開し、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の実現に貢献するグローバル人材の育成に努めています。

1.国際理解講座
年間10回程度実施。主に国際的な援助活動についての講演や、オールイングリッシュでのワークショップなどを実施し、国際的な視野を広げ、生きた英語を学ぶ機会を提供しています。
2.Empowerment Program
日本に留学中の海外大学生との5日間のセッションを通して、グローバル時代に必要な、適応力、思考力、積極性、リーダーシップを養います。彼らの学業への高い志と彼らと英語で繋がる楽しさを学びます。
3.海外留学生受け入れ
毎年、短期・長期含めて50名程度の留学生を受け入れています。ホストファミリー体験や交流を通じて異文化理解を深めるとともに、英語を使う機会を提供しています。
4.姉妹校・提携校との相互訪問とオンライン交流
ニュージーランドのパクランガカレッジ、オーストラリアのビショップ・ドゥルーイットカレッジ、ヒルズ・インターナショナル・カレッジ、アメリカのチェスタートン高校、シェリダン日本語学校、中国の潞河(ルーハ)高校、香港のキンリン・カレッジ、韓国の大田外国語高校、タイのプラトゥムナク・スワンクラーブ・スクール、ストリスリナン・スクールの世界6か国11校の姉妹校、提携校との相互訪問やオンライン会議アプリを使った交流で、授業や課外活動で研究した成果の共有や獲得した英語力を試す機会を提供しています。
5.独自の海外研修
国際英語コースの1年生は、アメリカで約3週間のホームステイをしながら語学研修をします。今年で平成4年の国際英語コース発足以来29回目を数えます。また同コース2年生は韓国でのイングリッシュ・キャンプに参加します。2年生の研修旅行は、滞在型・目的達成型で生徒がそれぞれの目的地を選択し事前研修を行います。令和元年度は北海道、西日本、沖縄、ハワイ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、タイで実施し、過半数の生徒が海外へ出向きました。
6.留学推進事業
昭和56年にオーストラリアからの女子留学生を1年間受け入れたことが契機となり、留学生の受け入れ及び本校生徒の海外留学が始まりました。近年はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの他、ドイツやハンガリー、オランダ、スウェーデン、フィンランドなどの非英語圏の国々にまで広がっており、1年間の長期留学を経験した生徒の総数は令和3年6月現在、283名にのぼります。現在までに受け入れた海外からの留学生の総数は674名以上、また、本校卒業後に海外の大学へ進学した生徒は65名に及んでいます。
7.グローバルセンター
平成23年度にランゲージセンターを設立し、平成27年度にグローバルセンターと改名。語学学習や国際交流を円滑にすすめるため、専任の日本人・外国人スタッフが企画立案を行います。具体的には、英語特別講座、英語を使った料理教室、ホストファミリーの開拓やサポート等を行なっています。
留学状況(2023〜2024年)

国際高の姉妹校・提携校


留学生からのメッセージ Messeage from International Students

篠原 愛怜

篠原 愛怜 本校 >> スペイン

Hola! スペインに留学している篠原愛怜です。実際に自分の目で見て体験してきたものをそのまま紹介したいと思います!最後まで楽しく読んでいただけたら嬉しいです。
私はスペインの首都マドリードの郊外に位置するガラパガルという街に滞在しています。留学前に、スペインで地球温暖化により干ばつが起きていると聞いていたので気温が高いイメージでしたが、ガラパガルはマドリードの中でも北西に位置し、標高が890mと少し高いため、今の時期は寒いですが比較的過ごしやすい気候です。私の街は自然がたくさんで山があり、富山とまた違った綺麗な景色を見ることができます。

私はIES CAÑADA REALという学校に通っています。スペインの教育制度は小中高で6・4・2年制と、日本とは少し異なります。この学校は中学生から私たち世代まで通う中高一貫校です。 スペインはラテンアメリカやモロッコ、ヨーロッパと、たくさんの国からの移民が多く、私のクラスメートのほとんどが純スペイン人ではありません。

日本と同じで月曜日から金曜日の登校で、8時25分から授業が始まります。1コマ55分で、3コマの授業を休憩時間なしで行い、25分間の休憩時間を挟んだ後、また3コマの授業をそのまま通しで行う形です。各教室に大きなテレビみたいなものがあり、そこに先生がスライドを写したり、何か調べたり書いたりして授業が行われます。受ける教科は事前に選択できるものがあり、それ以外のものも含めスペイン語、哲学、歴史、経済、ラテン語、英語、美術、体育、そして日本語での呼び方が分かりませんが世界の問題についての映画を見る授業の9教科を受けています。私は日本では学べないような言語を学びたい、大学で活かしたいと思い、ラテン語を選択しました。そもそもスペイン語が分からないので難しく、最初は本当に何もかも理解できなくて数学に変えようかと考えました。しかし、友達やホストシスターが一緒に頑張ろうと声をかけてくれました。そこから、授業で分からない単語や文法があったときはすぐに友達や先生に聞くように意識しました。今でも分からないことがたくさんありますが、一人で文法の問題を解けるようになりました。

休み時間には学校にあるカフェテリアでパンを買ったり近くのスーパーで何か買ったり、コートでサッカーやバスケをしたりすることができます。時間がある時は学校の近くの大きな公園に行って、友達と何か食べながらお話して楽しんでいます。基本的に学校内のベンチのところで友達と過ごします。
ホストファミリーにはホストファザー、マザーと、二人の年の近いシスターがいます。ホストシスターと一緒に映画を見たり、料理したりして過ごしています。ホストファミリーに、この5か月間でいろんな場所に連れて行ってもらい体験させてもらいました。その中で、二つのお祭りでのことについて紹介します。

一つ目は、10月頃に行われる、私の住む場所からバスで片道6時間ほどのところにあるサラゴサという街で行われる“Fiesta de Pilar”(ピラール祭)に、ガラパガル代表として参加しました。私は男性の伝統衣装であるシャツに青いガラパガルのバンダナを首に巻き、赤いスカーフを腰に巻いて行きました。この祭りはスペイン各州や地域から、パラグアイなど他の国からも参加がある大きなお祭りで、ピラールの聖母祭をお祝いするものです。それぞれのグループが供える花束を持ち、大通りでギターに合わせて伝統的な歌やダンスをしながら花を飾る柱まで向かいました。ホストシスターがカスタネットを持ちながらダンスをして、スカートがひらひらとなびく姿がとても可愛らしかったです。

二つ目は、1月5、6日の“Los Reyes Magos“(東方三賢者の日)のイベントに参加しました。キリストが誕生した際に3人の賢者が東の方からラクダに乗って現れお祝いし、キリストに様々なものを贈ったという日です。街で2日間にわたってホストシスターと参加しました。私はバルタサールというアフリカ人の王様の家来として伝統的な衣装を着て、フロート車に乗り飴を投げて配ったり、図書館に行って子ども達にお菓子とおもちゃを配ったり写真を撮ったりしました。当日は土砂降りの雨だったのでとても大変でしたが、とても良い経験になりました。2日目はまた少し違う衣装に着替えて教会に挨拶をしに行き、飴を配りました。教会では歌を歌ったり読み上げたりしていましたが、全てスペイン語なので理解するのは難しかったです。しかし最高の2日間となりました。

スペインに留学して、あっという間に半分が過ぎていきました。もちろんこの5か月間は楽しいことだけではありません。言語の壁にぶつかったり、いろいろと問題が起きたりと辛い思いをすることもたくさんありました。しかしそれ以上に、友達やホストファミリーと過ごす日々がとても楽しいです。分からないことがあったとしても、すぐに聞くようにすることがとても大切だと感じました。なぜなら、自分にとって理解を深めることもでき、誰かとコミュニケーションをとるきっかけともなるからです。
残りの半分の期間を後悔しないよう、イベントやボランティア、普段の勉強、人との関わりと、様々なことに全力で取り組み、楽しみ、大切にして過ごしていきたいです。また、留学という貴重な体験をさせていただき、応援してくださった両親、先生方、留学団体の方々、友達に感謝しきれません。Voy a esforzarme estudiando español! (スペイン語の勉強を頑張ります!)

ザイラ・キリキナ・バルデス

ザイラ・キリキナ・バルデス アメリカ >> 本校

皆さんこんにちは。私の名前はバルデス・ザイラです。アメリカのカリフォルニア州から来ました。2022年8月に富山国際高校に来ました。初めて学校に来た時はとても緊張しましたが、みなさんが私にいつも優しくしてくれたおかげで、少しずつ日本の生活に慣れ、友達も増えました。国際高校には英語が上手なクラスメートもたくさんいて、学校や授業のことも教えてくれ、助けてくれました。先生方と素晴らしい友達にとても感謝しています。
国際高校ではいろいろな体験をしました。文化祭、遠足、体育大会などみんなと一緒にたくさんの思い出が出来ました。イベントだけでなく、毎日の休み時間やランチの時間に友達と話しをするのもとても楽しかったです。このようなかけがえのない体験ができたことが嬉しかったです。異なる文化の中で過ごす毎日はとてもすてきな経験になりました。
1年間の留学はとても早く時間が過ぎたように感じます。国際高校に迎え入れてくれて本当にありがとうございました。皆さんと会う機会があったことを嬉しく思っています。いつかカリフォルニアで会いましょう。