国際高は、様々な国からの留学生と過ごすことで国際的な交流を身近に感じることができる学校です。姉妹校や協力校が世界各国に10校もあり、交流も活発で、留学や研修旅行など数多くの生徒が国境を超えて視野の広がる経験をしています。
2021年度から大学入試センター試験に代わる大学入試共通テストが始まり、英検やIELTSなどのスコアを活用するスタイルへと劇的に変化します。国際高は各英語検定試験に挑戦する生徒をしっかりバックアップします。
3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
---|---|---|---|---|---|
3年生 | 65人(100%) | 64人(98.5%) | 57人(87.7%) | 9人(13.8%) | 1人(1.5%) |
2年生 | 50人(100%) | 50人(100%) | 39人(78%) | 2人(4%) | ー |
1年生 | 64人(100%) | 60人(93.8%) | 29人(45.3%) | 5人(7.8%) | 1人(1.6%) |
3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
---|---|---|---|---|---|
3年生 | 51人(100%) | 45人(88.2%) | 16人(31.4%) | ー | ー |
2年生 | 81人(100%) | 71人(87.7%) | 18人(22.2%) | 1人(1.2%) | ー |
1年生 | 59人(76.6%) | 40人(51.9%) | 10人(13%) | 1人(1.3%) | ー |
3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
---|---|---|---|---|---|
3年生 | 64人(47.1%) | 25人(18.4%) | 6人(4.4%) | 4人(2.9%) | ー |
2年生 | 71人(50.7%) | 20人(14.3%) | 2人(1.4%) | ー | ー |
1年生 | 34人(21.7%) | 9人(5.7%) | 3人(1.9%) | 1人(0.6%) | ー |
3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
---|---|---|---|---|---|
3年生 | 19人(55.9%) | 14人(41.2%) | 6人(17.6%) | 4人(11.8%) | ー |
2年生 | 20人(69%) | 9人(31%) | 1人(3.4%) | ー | ー |
3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
---|---|---|---|---|---|
3年生 | 22人(51.2%) | 6人(14%) | ー | ー | ー |
2年生 | 21人(44.7%) | 7人(14.9%) | 1人(2.1%) | ー | ー |
先進的な国際交流活動と国際理解教育の取り組みが評価され、平成16~21年までの6年の間、文部科学省よりSEL-Hi(Super English Language High School、先進的英語教育法の研究開発指定校)の指定を受けて以来、英語授業と学校行事と国際化をからめた独自のプログラムの研究開発を行なってきました。2012年には富山県初のユネスコスクールに認定され、ESD(Education for Sustainable Development、持続可能な発展のための教育)の理念に基づいた授業や課外活動を展開し、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の実現に貢献するグローバル人材の育成に努めています。
篠原 愛怜 本校 >> スペイン
Hola! スペインに留学している篠原愛怜です。実際に自分の目で見て体験してきたものをそのまま紹介したいと思います!最後まで楽しく読んでいただけたら嬉しいです。
私はスペインの首都マドリードの郊外に位置するガラパガルという街に滞在しています。留学前に、スペインで地球温暖化により干ばつが起きていると聞いていたので気温が高いイメージでしたが、ガラパガルはマドリードの中でも北西に位置し、標高が890mと少し高いため、今の時期は寒いですが比較的過ごしやすい気候です。私の街は自然がたくさんで山があり、富山とまた違った綺麗な景色を見ることができます。
私はIES CAÑADA REALという学校に通っています。スペインの教育制度は小中高で6・4・2年制と、日本とは少し異なります。この学校は中学生から私たち世代まで通う中高一貫校です。 スペインはラテンアメリカやモロッコ、ヨーロッパと、たくさんの国からの移民が多く、私のクラスメートのほとんどが純スペイン人ではありません。
日本と同じで月曜日から金曜日の登校で、8時25分から授業が始まります。1コマ55分で、3コマの授業を休憩時間なしで行い、25分間の休憩時間を挟んだ後、また3コマの授業をそのまま通しで行う形です。各教室に大きなテレビみたいなものがあり、そこに先生がスライドを写したり、何か調べたり書いたりして授業が行われます。受ける教科は事前に選択できるものがあり、それ以外のものも含めスペイン語、哲学、歴史、経済、ラテン語、英語、美術、体育、そして日本語での呼び方が分かりませんが世界の問題についての映画を見る授業の9教科を受けています。私は日本では学べないような言語を学びたい、大学で活かしたいと思い、ラテン語を選択しました。そもそもスペイン語が分からないので難しく、最初は本当に何もかも理解できなくて数学に変えようかと考えました。しかし、友達やホストシスターが一緒に頑張ろうと声をかけてくれました。そこから、授業で分からない単語や文法があったときはすぐに友達や先生に聞くように意識しました。今でも分からないことがたくさんありますが、一人で文法の問題を解けるようになりました。
休み時間には学校にあるカフェテリアでパンを買ったり近くのスーパーで何か買ったり、コートでサッカーやバスケをしたりすることができます。時間がある時は学校の近くの大きな公園に行って、友達と何か食べながらお話して楽しんでいます。基本的に学校内のベンチのところで友達と過ごします。
ホストファミリーにはホストファザー、マザーと、二人の年の近いシスターがいます。ホストシスターと一緒に映画を見たり、料理したりして過ごしています。ホストファミリーに、この5か月間でいろんな場所に連れて行ってもらい体験させてもらいました。その中で、二つのお祭りでのことについて紹介します。
一つ目は、10月頃に行われる、私の住む場所からバスで片道6時間ほどのところにあるサラゴサという街で行われる“Fiesta de Pilar”(ピラール祭)に、ガラパガル代表として参加しました。私は男性の伝統衣装であるシャツに青いガラパガルのバンダナを首に巻き、赤いスカーフを腰に巻いて行きました。この祭りはスペイン各州や地域から、パラグアイなど他の国からも参加がある大きなお祭りで、ピラールの聖母祭をお祝いするものです。それぞれのグループが供える花束を持ち、大通りでギターに合わせて伝統的な歌やダンスをしながら花を飾る柱まで向かいました。ホストシスターがカスタネットを持ちながらダンスをして、スカートがひらひらとなびく姿がとても可愛らしかったです。
二つ目は、1月5、6日の“Los Reyes Magos“(東方三賢者の日)のイベントに参加しました。キリストが誕生した際に3人の賢者が東の方からラクダに乗って現れお祝いし、キリストに様々なものを贈ったという日です。街で2日間にわたってホストシスターと参加しました。私はバルタサールというアフリカ人の王様の家来として伝統的な衣装を着て、フロート車に乗り飴を投げて配ったり、図書館に行って子ども達にお菓子とおもちゃを配ったり写真を撮ったりしました。当日は土砂降りの雨だったのでとても大変でしたが、とても良い経験になりました。2日目はまた少し違う衣装に着替えて教会に挨拶をしに行き、飴を配りました。教会では歌を歌ったり読み上げたりしていましたが、全てスペイン語なので理解するのは難しかったです。しかし最高の2日間となりました。
スペインに留学して、あっという間に半分が過ぎていきました。もちろんこの5か月間は楽しいことだけではありません。言語の壁にぶつかったり、いろいろと問題が起きたりと辛い思いをすることもたくさんありました。しかしそれ以上に、友達やホストファミリーと過ごす日々がとても楽しいです。分からないことがあったとしても、すぐに聞くようにすることがとても大切だと感じました。なぜなら、自分にとって理解を深めることもでき、誰かとコミュニケーションをとるきっかけともなるからです。
残りの半分の期間を後悔しないよう、イベントやボランティア、普段の勉強、人との関わりと、様々なことに全力で取り組み、楽しみ、大切にして過ごしていきたいです。また、留学という貴重な体験をさせていただき、応援してくださった両親、先生方、留学団体の方々、友達に感謝しきれません。Voy a esforzarme estudiando español! (スペイン語の勉強を頑張ります!)
ザイラ・キリキナ・バルデス アメリカ >> 本校
皆さんこんにちは。私の名前はバルデス・ザイラです。アメリカのカリフォルニア州から来ました。2022年8月に富山国際高校に来ました。初めて学校に来た時はとても緊張しましたが、みなさんが私にいつも優しくしてくれたおかげで、少しずつ日本の生活に慣れ、友達も増えました。国際高校には英語が上手なクラスメートもたくさんいて、学校や授業のことも教えてくれ、助けてくれました。先生方と素晴らしい友達にとても感謝しています。
国際高校ではいろいろな体験をしました。文化祭、遠足、体育大会などみんなと一緒にたくさんの思い出が出来ました。イベントだけでなく、毎日の休み時間やランチの時間に友達と話しをするのもとても楽しかったです。このようなかけがえのない体験ができたことが嬉しかったです。異なる文化の中で過ごす毎日はとてもすてきな経験になりました。
1年間の留学はとても早く時間が過ぎたように感じます。国際高校に迎え入れてくれて本当にありがとうございました。皆さんと会う機会があったことを嬉しく思っています。いつかカリフォルニアで会いましょう。