国際大付打ち勝つ 北信越高校野球
■富山国際11-10東京都市大塩尻
【評】主軸を中心に長短打を連発した国際大付が8強入りした。 先発の東が失点しながらも6回を粘投。 継投したエース中山は七回に遊ゴロ併殺に仕留めるなど、 最後まで冷静さを失わなかった。
東京都市大塩尻は投手陣の制球が定まらず、 4人が継投して11四死球と乱れた。 打撃は13安打で投手陣を援護したが、あと1点及ばなかった。( 田辺)
■変化球に照準
国際大付の打線が序盤から火を噴いた。 互いに2桁得点した打撃戦で初回からリードを奪い、 最後まで主導権を譲らなかった。
5番の中山が初回2死一、二塁、 真ん中に入ったスライダーを中越えの適時三塁打とし、 2点を先制。その後も6番金木、1番水野、 4番奥の長短打で大きくリードし優位に立った。中山は「 チーム全体で変化球を狙っていた。狙い通りに打てた」と話した。
一方、東京都市大塩尻は後半の粘り強さに定評のあるチーム。 この日も四回以降に9点を返され1点差まで詰め寄られたが、 島実沙樹監督は「 どこかで差を縮められるだろうという意識はあった」 と冷静だった。中山は先発の東の後を継ぎ、 3点差に迫られた七回に登板。「腕を振ってとにかく投げること」 を意識し、九回は1死二塁から2者連続で凡打に打ち取った。
指揮官は「想像以上に打ってくれた」と選手たちをねぎらう一方、 「バントを求められている選手が(バントを)できていない」 と課題を挙げ、さらなる成長を促した。(北日本新聞)
【評】主軸を中心に長短打を連発した国際大付が8強入りした。
東京都市大塩尻は投手陣の制球が定まらず、
■変化球に照準
国際大付の打線が序盤から火を噴いた。
5番の中山が初回2死一、二塁、
一方、東京都市大塩尻は後半の粘り強さに定評のあるチーム。
指揮官は「想像以上に打ってくれた」と選手たちをねぎらう一方、