2025年1月21日(火)〜22日(水)、韓国・大田広域市にある本校の姉妹校、大田外国語高校から、生徒34名と引率教員3名が来校しました。
本校への訪問交流は2017年1月以降、3回目。同校とは2018年に姉妹校提携を結び、定期的に相互訪問を行っています。
ホームステイを通じた異文化交流
訪問期間中、韓国の生徒たちは本校生徒の家庭に1泊2日のホームステイを体験しました。
ホストファミリーには、昨年8月に同校を訪れた国際英語コース2年生の家庭もあり、約半年ぶりの再会を喜び合いました。
姉妹校の生徒たちは、日本の生活に実際に触れながら日常の交流を通じてお互いの文化を深く理解し合う貴重な機会となりました。
充実した学校交流プログラム
2日目の午前中は、本校の授業に参加し、日本語での授業を体験しました。
大田外国語高校の生徒たちは日本語の理解力が非常に高く、数学の授業では積極的に問題を解き、正確な答えを導き出していました。
午後からは、
国際英語コース1年生との交流会
グループに分かれ、英語や韓国語、日本語で自分たちの街の特徴や好きなアーティストをテーマにディスカッションしました。
華道体験
韓国の生徒たちはホストファミリーを思い浮かべながら、チューリップやガーベラ、スターチスなど色とりどりの花を生け、心を込めた花束を作りました。
イム・ソハさん(1年)は「花を生けるテーマが家族なのが不思議で興味深かった。花を1輪ずつよく観察して、どの家族に当てはまるか考えるのが楽しかった」と話しました。
体育の授業参加
昨年8月に大田外国語高等学校を訪問した国際英語コースの生徒たちと一緒にバドミントンを行いました。
歓迎会・異文化交流会
光彩ホールで行われた歓迎式では、本校の校長と大田外国語高等学校のユ・ジヒョン先生からの挨拶の後、記念品を交換し両校の友好を深める素晴らしい機会となりました。
歓迎式の後には、互いの学校や地元について紹介し、本校生徒は「アニメ聖地巡礼クイズ」や、おわら踊りの披露で盛り上がりました。
また、韓国の生徒たちは流ちょうな日本語で自国の文化などを紹介し、ハン・ナレさん(2年)は「日本語だけじゃなく英語も使って楽しく交流でき、みんなと仲良くなれて本当によかった」と話していました。
以上の多彩なプログラムを通じて友情を深めました。
心に残る交流、また会う日まで
異文化交流を通じて、本校の生徒たちは積極的に異文化を理解しようとする姿勢を育みました。
別れの際には、多くの生徒が涙を流し、温かい交流の余韻が感じられました。「今度は韓国で会いましょう」と再会を誓い、素晴らしい思い出を胸に帰国の途につきました。今回の訪問を通じて、生徒たちは国際的な視野を広げるとともに、友情の大切さを実感することができました。今後もこの貴重な交流を大切にしていきます。