11月16日(月) に慶應義塾大学法学部日吉物理学研究室の杉本憲彦教授を招いて、 特進理系、科学部生徒対象に研究会を開催しました。
7月に開催された第一回では「地球温暖化と持続可能性」をテーマに、 地球温暖化を科学の視点から説明していただきました。第二回は「 金星に吹く風の謎」について講演していただきました。
前半では杉本先生ご自身の研究者になるまでのお話がありました。 なぜ地球流体力学分野の研究者になったか、 その経緯はとても興味深いものでした。 研究の進め方についても詳しく知ることができ、気象学、 天気予報と計算科学に関するお話では、 コンピューターを利用した数値計算によって気象を知る仕組みを知 ることができました。
7月に開催された第一回では「地球温暖化と持続可能性」をテーマに、
前半では杉本先生ご自身の研究者になるまでのお話がありました。
後半は杉本先生の研究分野の金星の風についてお聞きしました。 金星についての数値シュミレーションと観測データの比較では、 データから出した画像が実際の観測画像とかなり似通っており、 数値シュミレーションの可能性を感じることができました。また、 先生のご指導のもとで自分たちと同じ高校生が、 金星の風の研究に貢献していることを知り、 自分たちでも努力すれば、 何かを達成することができるということを教えていただきました。