第7回 ICT教育公開研究会を実施しました

2019.10.31 お知らせ

第7回 ICT教育公開研究会を実施しました。
県内外より、教育関係者の皆様をお迎えし、本校の授業を公開しました。

●コミュニケーション英語Ⅰ
 教科書の英文の理解を深めるため、発音・抑揚を意識し、iPadのアプリを使って要約を録音する。その音源を活用し、iMovieを作成する。発表に対する苦手意識をなくし、次年度に向けた土台作りを1年時のコミュニケーション英語において行う。

●コミュニケーション英語Ⅰ
 各生徒がタブレットを使用して、前回学んだ標識についてリテリングし、パートナーと情報を共有する。その後各自で調べてきた好きなロゴ、マーク等についてグループで発表し、理由や意見等を言えるようにする。グループで発表し合った後、全員で共有する。

●保健体育
 サッカーのゲームをグループごとで映像(ドローン使用)分析し、成果をあげるための作戦と練習法を考える。サッカー部のゲームの映像から、攻撃の方法、守備の方法を参考にし、作戦を考える。日々の授業での問題点を練習法に落とし込み、練習し、ゲームで成果が出たかを考える。

●世界史A
 1884年ベルリン会議で列強による「アフリカ分割」が確認された。二つの世界大戦を経て1960年代に独立を果たしても、現在のアフリカ諸国の多くは、民族対立や貧困、格差、国際テロなどの難問を抱えている。グループワークを通して過去を検証し、持続可能な成長について、考察し発表する。

●数学Ⅰ
 データ分析の基礎を復習し、さまざまな代表値の活用場面の違いを知ることでデータの読み取りを理解する。入試改変により、情報が科目として追加されたことから、情報で活用する膨大なデータも整理できるようになることを目的とし、教科間で繋がりを意識した授業にしたい。iPadの使用で、日常的なデータを参考にし、具体化しながら生徒の理解を深めていきたい。

●国語総合(甲)
 評論文の各段落について要点と論理構成を把握し、要約に活かす学習活動を展開。ICTの即時性・個別性を活かし、支援や文章編集・意見交換を共有ワークシート(Googleドキュメント、Googleスプレッドシート)を用いて行う。

●生物基礎
 様々な塩分濃度の溶液に血液を入れ、顕微鏡で観察する。赤血球を萎縮型、正常型、膨張型に分類し、濃度ごとに個数をそれぞれ計測する。実験結果をiPadを用いて共有する。

●情報分析と表現
「地理情報システム(GIS)とリモートセンシング(RS)」について学ぶ。2学期の主な内容はRS技術の基礎、衛星画像データの分析、結果のアウトプットまでを目標とする。